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Essays in Idleness 2 ~ North Bethesda NIH留学紀行 ~
Essays in Idleness 2 ~ North Bethesda NIH留学紀行 ~
日本で内科医として臨床と研究に携わった後、2006年4月より米国メリーランド州NIHに留学し、2009年4月に帰国しました。ワシントンDC近郊の日常の備忘録です。。
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祝10万アクセス
このブログをアメリカで2006年4月から始めて、昨日でとうとう10万アクセスを超えました。
昨年(2009年)5月に日本に帰国し、あっという間にもうじき1年半です。
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SAYONARA USA
2009年4月29日、とうとうアメリカを出国しました。3年間にわたる夢のようなアメリカ生活もこれでフィナーレです。
当日の朝は医局の後輩であるU先生にIADまで送って頂きました。
天候はあいにくの雨。何回もお客さんのお見送りに来たIADですが、今までは抜けるような晴天ばかりで、本当に希な天候でした。
ちょうど3年前にアメリカに向けて成田を出発した際も同様な悪天候だったのを思い出しました。

IADでの写真(帰国前)
お約束のANAカウンター前で。

現在、ダレス空港はD2: Dulles Developmentとして改装工事中。
これまではANA便の出発ターミナルがあるコンコースBへ行くためにこのような長い地下を歩いていきました。
コンコースBまでの地下

しかし、今年後半以降にAeroTrainというモノレールのような交通システムが完成し、飛行機とコンコースやターミナル間を結んでいた独特なシャトルバス、モバイルラウンジは取って代わられるようです。
モバイルラウンジ
モバイルラウンジ。

早めにチェックインしたので、ANAのラウンジで久しぶりにおにぎりを食べてのんびりしながら、写真を撮ったりMacでこれまでのアメリカ生活の写真を眺めながらいろいろ思い返しました。
これで出発

1時間程待ち11時過ぎにいよいよ定時で搭乗しました。。シートに座って窓から外の景色に眼をやると、もうここに住むことは2度とないんだという寂しい気持ちでいっぱいになり、少し辛かったです。
無事に飛行機は離陸、Cクラスの席は大変快適で、映画を2本(スラムドッグミリオネアとオーストラリア)見たり、うとうとしたり、食事をしていたらあっという間に10数時間のフライトは終了しました。
機内の和食
久々の和食を堪能しました。

いよいよGPSが日本上空を示すようになり、まだかまだかという気持ちになってきました。
そして何事もなく成田空港に着陸。
着陸後は皆さんご存知のとおりブタインフルエンザの警戒態勢のまっただ中ということもあり、ターミナルに到着後、機内にゴーグル、ガウンで厳重装備の検疫官が乗り込んできました。
機内検疫
1人ずつビデオカメラのようなサーモグラフィーでじっくり顔面の体温を測定し、問診票の提出もあり、結局30分以上かかりました。幸いなことに乗客中に発熱の方はいなかったとのことでそのまま解放されました。

到着

成田空港

段ボールであずけた荷物も無事に到着していてトラブルなく到着ゲートを通過しました。
そのまま妻と息子が待つ千葉市の新居に向かい、夕食は久々に自宅近くの回転寿司に行きました。
夜は24時間ぶりぐらいの自宅のベッドでぐっすり眠ることができました。

というわけで、まる3年間のアメリカ生活を綴ったこのブログもいよいよ最後となりました。
アメリカでは楽しいことも辛いこともいろいろありましたが、今ではすべてが良い思い出。
日本であまり澄んでいない空を見上げると、あれは夢だったのかなと思うことも時々あります。

今回の留学の成功にあたり、日本、アメリカにおいてお世話になった方々には心より御礼申し上げます。
また、このブログをご愛読くださった皆様、本当にありがとうございました。
備忘録として始めたものですが、ネタ探しにいろいろ好奇心が旺盛になり、深くアメリカの文化を知るきっかけになりました。
また何かの形で日本でも再開できればと思います。

では、So long!
Night at the Museum: Battle of the Smithsonian
帰国前日、お土産を買うためスミソニアンキャッスルに立ち寄ったNight at the Museumの続編がまもなく公開されるとの展示がありました。
前作はNYの自然史博物館が舞台でしたが、今回は何とDCが舞台となり、スミソニアン博物館を中心にモール地区をキャラクターが暴れまくるようです。

1作目は、コメディタッチながら父親の威厳を息子の前で取り戻すというテーマを基に、博物館の展示物たちが動いて大騒動を引き起こすという内容でしたが、大人が見ても十分楽しめ、息子も大好きな映画でした。続編はDCでの撮影ということもありさらに感情移入ができそうで、本当に公開が待ち遠しいものです。
日本ではナイトミュージアム2として8月13日に公開予定だそうです。
ナイトミュージアム2

ナイトミュージアム2

ナイトミュージアム2


帰国まであと1日(アパート退去、最後のDC観光、FRさん宅でBBQ)
いよいよ帰国が明日にせまってきました。
昨日までに、アパートの部屋はすべて片付いて荷物も出してしまったのですが、昨日は時間がなかったので、午前中にアパートのオフィスで退去手続きをしました。
オフィスのスタッフと一緒に部屋に行ってインスペクションを受けましたが、部屋で靴をはかない日本人は外人とは部屋の汚し方が違うようで、さっと見ただけで終わり、全く異常や不備を指摘されませんでした。
Grosvenor Tower

Grosvenor Tower
さよなら我が家。立地が最高で本当に便利なアパートでした。

午後は最後のDC観光へ。
行こう行こうと思っていて、3年間、1度も行っていなかった施設を回りました。平日でしたが快晴だったせいか、結構観光客が歩いていました。国立公文書館、オールドポストオフィス、ウィラードホテルなどを見学しました。何回も訪れて大好きだったNational Mall地区を歩き、ワシントンモニュメントとキャピトルを目に焼き付けて帰りました。

まず、ナショナルジオグラフィック協会へ。
ナショナルジオグラフィック協会ビル
雑誌やテレビで有名なナショナルグラフィックの本部です。
僕が住んでいたGrosvenorという地名は、ナショナルグラフィックの編集長であったギルバートグロブナー博士の名前にちなんでいるそうです。

ナショナルジオグラフィックギフトショップ
内部は1階の展示スペースのみ見学することができます。ギフトショップがあって、様々なレアなお土産が売っていました。探検グッズっぽい、水で濡れても大丈夫な破れないDCの地図を買いました。

ナショナルジオグラフィック表紙
ナショナルジオグラフィックの表紙に自分の顔を写し込んだ写真を撮ることもできます(たった$5でこれだけ?という感じでしたが。。。

次は、有名な国立公文書館(National Archives)へ行きました。
国立公文書館

こちらにある最も貴重で有名な文書としては、独立宣言、合衆国憲法、権利章典であり、中央広間にすべて展示されていました。
中央広間
大好きな映画National Treasureでは、このNational Archivesの中央広間でパーティーが行われていて、ベンゲイツが忍び込んで独立宣言書を盗み出すシーンがありました。
中央広間

書類

観光客

書類
貴重な書類の数々はヘリウムが中央されたケースの中に展示されていて、自由に写真を撮ることができました。皆、一生懸命見学していました。

さらに歩いてOld Post Officeに行きました。
Old Post Office
ここは1899年に郵政省のビルとして完成。当時DCで初めての鉄筋ビルだったそうです。
1956年、一旦ビルは閉鎖されましたが、1983年オフィススペースとして生まれ変わりました。そして、現在は、展望台、ショッピングモール、ギフトショップ、レストランが入った観光施設となっています。
Old post office内部

Old post office内部
内部はこのように吹き抜け構造になっています。エレベーターに乗ると、高さ95mの展望台に到着します。ここの高さはDCの中で、ワシントンモニュメントに次ぐものだそうです。

展望台からキャピトル
キャピトル方面。

ワシントンモニュメント
ワシントンモニュメント方面。

ワシントン大聖堂
ワシントン大聖堂方面。
このような感じで見晴らしは結構良かったです。風が涼しくて気持ちよかった。

Old Post Officeから下りると、次は近くのウィラードインターコンチネンタルホテルに歩いて行きました。
ウィラードホテル
このホテルは約150年の歴史があり、1860年日米修好条約批准書交換のために派遣された日本からのちょんまげの使節団が宿泊したことで有名です。
ウィラードホテル

ウィラードホテル
内部はロビーを含め大変、優雅で歴史の重みを感じさせる雰囲気でした。今度DCを訪れるときは是非泊まってみたいものです。

夕方、DCからロックビルへ戻り、アメリカ最後の夜はFRさん宅へ泊めていただきました。
アメリカらしくFRさんがお庭でBBQを催してくれて、気心の知れたテニス会のTさん、FJさんのご家族とともに楽しい夜を過ごすことができました。
BBQ

BBQ

BBQ
この綺麗な夕空も見納めです。
皆様、今夜は良い思い出を本当にありがとうございました。


NIHへ最後の出勤、車のナンバープレート交換、住所変更など
帰国2日前の月曜日、午前中にボスと現在のプロジェクトの引き継ぎをどうするかということについて最後のミーティングがありました。
今まで本当にいろいろありがとう、これまでのデータはすべて君の物なので日本に戻っても自由に使いなさいと太っ腹なことを言ってくれました。ボスは来年の国際免疫学会で神戸に行くとのことで、当地で再会する約束をしました。
ボスとともに

午後は車を買ってくださることとなったテニス会のFRさんと一緒に、自分が付けていたナンバープレートを車から外して、FRさんが登録した新しいプレートを付けました。これで完全に所有者移動となりました。
アウトランダー
さよなら、アウトランダー。3年間本当にお世話になりました。素敵な思い出をたくさんありがとう。ノートラブルでよく走ってくれました。

今回の帰国にあたり、4月初めに、CarmaxJapan Auto Serviceで売却の見積もりをしてもらいましたが、金融危機の影響かSUV車の人気が随分下がっているようで、購入時の3分の1ほどの値段しかつきませんでした。
そのため、日本人の方々にお伺いし、幸いにもFRさんがショップよりも良い値段で購入して下さることとなりました。自分で売買の手続きを経験してみたかったので、良い機会となりました。

メリーランド州で車を個人売買する際に必要な書類などはMVAのこちらに詳細に書いてあります。
僕は売る方だったので、車のTitle (車検証のような書類。車をMVAに登録すると郵送されて来ます)と、必要事項を記入したBill of Sale (Form #VR-181)の書類が必要でした。

このナンバー交換の数日前に、まずBill of Sale上に僕とFRさんのサインを記し、NIH Federal Credit Unionでnotarizeしてもらいました。その後、所有者変更とナンバープレート変更のため2人でGaithersburgのMVAに行き、TitleとBill of Saleの書類を提出しました。購入者が登録料を支払うと、すぐに新しいナンバープレートが発行されました。その場ですぐにナンバーを付け替えるすることもできたのですが、その後も数日、車があったほうが便利だったので、FRさんの厚意で今日までナンバー交換を遅らせてもらっていました。

外したナンバープレートはGlenmontのMVA Expressに行って返却手続きをしました。
この際、メリーランド州では前後2つのプレートのうちどちらか一方だけを返却すれば良いとのことでした。
ナンバープレート
お気に入りのナンバープレート。

ナンバープレートをMVAに提出するとRegistration Feeの返却申請書とプレートのReturn Receiptを貰います。返却申請書とともにそのReceiptのコピー、さらに昨年、2年ごとのナンバーの再登録をした際に送ってきたRegistration CertificateのコピーをMVAに郵送することで、1年分のRegistration Fee(約$64)が戻って来るそうです。
そして、車の所有者が変わるとその時点で自動車保険の解約が必要です。AIGに電話をしたところすぐに解約手続きをしてくれました。納めた保険料も日割りとなり、後から小切手で返金されます。

ナンバープレートの交換後は、CitibankのRockville支店に向かい、口座の維持のため日本の新住所に住所変更をし、また、その後は郵便局にも行ってアメリカの住所宛に届いた郵便を日本へ転送してもらうための申請書を提出しました。この時、うっかり自分の名前しか登録しなかったため、後から妻の名前も登録する必要がありました。

夜は、医局の後輩のT先生、U先生と一緒に、帰国までには是非行きたいと思っていたHouston's Restaurantにステーキを食べに行きました。
Huston's Restaurant @ Rockville

自分のアパートからは明日退去の予定ですが部屋には何もなくなってしまったので、その夜はT先生の御宅に泊めて頂きました。




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hirot424

Author:hirot424
日本で内科医、研究者として勤務した後、2006年4月から米国メリーランド州NIHに留学しました。
2009年4月に日本へ帰国し新たな生活を始めています。



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