| STARBUCKS COFFEEのフリーWiFi |
スターバックスコーヒー(スタバ)のショップ内には無線LANが設置されていますが、実はほぼフリーでインターネットを利用できることを最近発見しました。
スタバでは、自分で入金しながら使えるStarbucks cardというメトロのSmartripのようなカードを発売しています。 こちらのSTARBUCKS COFFEEで、カードの裏に記載されたアカウント番号を登録しておくと、紛失した際に入金されている金額が保障されるのみならず、Starbucks Card Rewardsといっていくつかの特典を受けることができます。 その特典の1つとしてスタバの店内のAT&TのフリーWiFiを1日2時間まで利用できることがありました。カードを登録後、AT&TのIDとパスワードを取得して即利用できます。フリーインターネット利用には1つ条件があり入金されたStarbucks cardを1月に1回は利用しなければなりません。カードの使用にてその都度、有効期限が30日分更新されていくようです。 最近、時々利用していますが、メールチェックや簡単なウェブサイトのチェックぐらいなら十分なスピードです。コーヒーを飲みに行って、そのついでにゆっくりインターネットが出来るのでなかなか良いサービスだと思います。
先日サンフランシスコのUCBの前のスタバでも同様なサービスを利用することができたので、アメリカに無数にあるスタバのことを考えると、いざという時のフリーLANスポットとして旅先で重宝するのではないかと思います。
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| 紅葉 |
11月になり何故か先月までの厳しい寒さが和らぎ、急に樹々の葉が色づきだしました。 紅(黄)葉の美しい季節がやってきましたが、たくさんの落ち葉が散り始めているので今年はあっという間にこの時期も終わってしまいそうです。


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| オバマ氏の勝利(大統領選挙の翌日) |
昨日の大統領選挙の続きです。 昨日11月4日は何と1億2千万近くの人ものが投票し、本日夜の時点でミズーリ州とノースキャロライナ州の開票を待たずしてオバマ候補が349人、マケイン候補が163人の選挙人団を獲得し、オバマ氏の大勝利となりました。初の有色人種に属する大統領の誕生です。
しかし、得票率は11月5日夜の時点でオバマ候補53%(63,944,551票)、マケイン候補46%(56,440,616票)とそれほどの大差ではありませんでした。また、南部中西部の21州はマケイン候補が勝利しているのでアメリカの保守層はそう簡単には揺らがず、分断の溝は深そうです。 オバマ氏の勝利は1964年以来民主党が勝ったことのなかったバージニア州、長く共和党の牙城であったオハイオ州やフロリダ州などを獲得したことが大きかったとのことです。
昨夜は東部時間の夜11時半頃にマケイン候補の本拠地アリゾナ州の会場で敗北宣言があり、その頃からテレビにかじり付いていました。マケイン候補の敗北の演説は落ち着いていて、相手を讃えつつ非常に落ち着いた良い内容でした。 そして、深夜零時(現地時間夜11時)近くなり、オバマ候補の本拠地シカゴのグラント公園の映像に切り替わりました。勝利を確信して集まった様々な人種を含む約20万人の支持者は踊ったり歌ったり大騒ぎで、初の歴史的な出来事に涙ぐんでいる人もいました。アフリカンアメリカンの女性歌手がアカペラで国歌を斉唱したのち、いよいよ大歓声の中、オバマ氏が家族とともに登場しました。 いろいろなニュースで勝利宣言の内容が書かれていますが、防弾ガラスの前の15分にわたる勝利宣言の演説は歴史に残るような含蓄のある内容でした。 このような瞬間をアメリカにいて感じることができて本当に良かったと思います。帰国までに是非ワシントンDCで生のオバマ氏の演説を聴けたらと思います。
翌朝、ラボに言って民主党支持のボスに”おめでとうございます”と言ったら大変嬉しそうでしたが、”連邦政府の職員だから公にはあまり喜べないんだよね”とのこと。 一方、共和党支持の同僚は風邪までひいてかなり落ち込んでいました。興味深いことに”今は経済が最悪な時だから誰がなっても大変。民主党が今後失敗すればかえって共和党の支持が将来上がるから、党の将来のことをポジティブに考えれば良いことかも”とも言っていました。ボスもそうですが、相手の党に対する強い嫌悪感はお互いものすごいものがあり、本当にアメリカは不思議で面白い国です。白黒はっきりつけたがるアメリカ人の性格がこのようなところにも反映しているのかもしれません。 とても優しく真面目で優秀なこの同僚は南部出身、周囲の多くの人や家族皆が昔から共和党支持者なので、小さい頃からそれが当たり前のように育ってきたそうです。共和党候補が一本化される前は、マケイン氏は党の中ではあまり保守的な部類に入らないので、応援する気はなかったそうです。先ほど記したような南部中西部諸州の強固な共和党の保守地盤はこういう人たちによる強い支持で成り立っているようです。
それから、息子の幼稚園のアフリカンアメリカンの女性の先生もオバマ氏の勝利を本当に喜んでいて、”このような時にアメリカにいられて良かったね”と妻に言っていたそうです。アメリカの有色人種の方々における長い辛い歴史を考えると、今回の出来事は非常に感慨深い歴史的な瞬間だったのだと思います。
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| アメリカ大統領選挙の投票日 |
いよいよ11月4日火曜日、アメリカ大統領選挙とともにアメリカ上下院選挙の投票日でした。 CNNのトップページにあるように現在開票真っ最中。テレビでもずっと選挙速報をやっています。
ラボの同僚は選挙のボランティアに行っていて今日は休暇を取っていました。公立の学校は休日になったようです。NIHは国立機関のため、休日になるのかなと期待したのですが、通常通り仕事はあり、特に選挙の投票日であることを感じさせる特別なものはまったくありませんでした。時々選挙に行こうというシールを貼っている人がいるくらいで、研究者は外人が多いせいか世間程の盛り上がりは感じませんでした。民主党支持のボスも今日は何故かおとなしかったです。
すでにオバマ候補が東部諸州を制し、マケイン候補に選挙人団数で199対78と2倍以上の差をつけています。270人を獲得した方が勝利となります。
私が住んでいるメリーランドは民主党の地盤のため選挙人団10人はオバマ氏が獲得していますが、こちらのページで細かい票の分析を見るとメリーランドの中で必ず全ての地区が民主党支持では無いようで、やはり地方に行く程、保守(共和党)が強いようです。 また、ワシントンDCにも選挙人団3人があてられていますが、前回の選挙結果と同様、民主党候補の支持率が90%とすごい差がついています。 一方、バージニア州は従来から共和党の地盤ですが、今回はさすがにオバマ氏支持が多いようで現在、大接戦という状況です。
青の州(民主党の強い地域)と赤の州(共和党の強い地域)という色分けがちょうどDCのところで北と南に分かれていて、昔の南北戦争当時の頃からの地域対立の伝統が続いているようで興味深いです。
フロリダ州は選挙人団27名と大票田で、これまでにフロリダ州を制した候補が必ず当選している歴史があるそうです。まだ、決定はしていませんが、51対49とこちらも接戦です。
以前も記したように今後の大統領選挙の予定は次のようになります。
一般投票:有権者が大統領候補者に票を投じる投票で、4年ごとに11月の第1月曜日の翌日(11月4日)に行われます。この結果で各候補の各州で決められてる選挙人団の獲得数がまず決まります。選挙人団はそれぞれの候補を応援する有権者の代表で、1票でも勝てばその数を相取りという小選挙区制度のような州が多いです。この投票で事実上当選者が決定しますが、旧来の伝統として次の選挙人投票が行われます。
選挙人投票:12月の第2水曜日の次の月曜日(12月15日)に、各州で選挙人団が集会し投票が行われます。過半数の270名を獲得した候補者が正式に大統領として選出されます。
新議会開会:2009年1月6日。正式な選挙結果が報告されます。
大統領就任式:2009年1月20日。正式に第44代大統領・第47代副大統領が誕生します。
 先週の学会出張時、DCAのギフトショップで候補者の名前や顔が入ったステッカー、マグカップ、Tシャツや人形などのたくさんの大統領選グッズが売っていました。 民主党のシンボルのロバと、共和党のシンボルのゾウの縫いぐるみを買って来ました。店員さんに、どうして2つとも買うの?と不思議がられました。
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| 生物学的製剤、分子標的治療薬の進歩 |
先日、学会で訪れたケーブルカーをふと見ると、横にアクテムラComing Soonという広告を発見しました。

この薬剤は正式名称をトシリズマブと言い、抗ヒトインターロイキン6 レセプターモノクローナル抗体という最新の生物学的製剤です。 大阪大学の先生が開発されファイザーにより市販された、関節リウマチなどの炎症性自己免疫疾患に効くとされる薬剤で、日本では今年の4月に関節リウマチへの適応が認められました。 現在、米国においても関節リウマチに対する治験が行われていて、今回のアメリカリウマチ学会でも大変話題になっていました。この広告を見る限りもうじきFDAが認可するのだと思います。 一般人が見てもあまり馴染みがない商品の広告なのに、既に発売前からこのようにケーブルカーの側面に出してしまうところがアメリカって凄いって思うとともに、製薬会社のこの薬剤に対する強い意気込みを感じました。
このトシリズマブのみならず、現在自己免疫疾患の治療は様々な生物学的製剤が開発されていて、特に抗TNFα抗体製剤や抗CD20抗体(リツキシマブ)などは、私が渡米する前から日本でも膠原病、自己免疫疾患に対して使用され始め、現在までに大変効果的な薬剤であることが証明されています。かつてはステロイドと免疫抑制剤しかなくて、常に患者さんのひどい副作用に頭を悩ませていたことを考えると、我々専門医には夢のような時代になってきました。 問題点としては、まだ薬剤が高価であることや、結核などの感染症、リンパ腫などの悪性疾患が長期投与により発症する可能性があることが言われております。
今回の学会のシンポジウムでも、これまでのデータの蓄積により、生物学的製剤の投与に対してそのような副作用が相変わらず懸念されることとのことでしたが、全身の炎症を抑制することで却って脳血管障害や冠動脈障害を抑制し寿命が伸びる可能性があること、また、病気の悪化による頻回な入院を防ぎ、かえって医療費を抑制させる可能性があることなどの利点が強調されていました。
前述の薬剤以外にも、抗BLyS抗体、抗IL-12/23p40抗体、CTLA4-Ig、私の研究テーマに関連する抗IL-17抗体、そして私のボスが関係するJAK3阻害剤などの生物学的製剤、分子標的治療薬がアメリカ、ヨーロッパやアジアの製薬会社により次々と開発されていて、世界的な競争にしのぎを削っています。
我々のサイトカインや炎症についての基礎的な研究が、患者さんの治療に直接結びつくようになってきたという大変素晴らしい一例だと思っています。
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